自分の感受性くらい・・・
誰かのせいで不愉快な気分になったとき、ついつい2、3日ほどその感情を引きずってしまい、
何の関係もない人に、仏頂面を見せてしまうことってないですか。
ある人とそんな話をしていたら、
その人は詩人・茨木のり子さん(1926~2006)の『自分の感受性ぐらい』を
紹介してくれました。
そう言えば、ありましたね。
これ、『3年B組 金八先生』の中で金八先生が授業で説教ぶっていました。
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ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
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そう言えば、斎藤一人さんの言葉には似たような言葉があります。
「自分の機嫌ぐらい、自分で取れよ」
これは、斎藤一人さんの言葉の中で一番堪(こた)えた言葉です。
機嫌が悪いとき、そのオーラを周りに振り撒いている自分がいましたから。
そんなことしても何の意味もないのに。
「自分の機嫌ぐらい、自分で取れよ」
「自分の感受性ぐらい、自分で守れ」
そのためにいいのが「作り笑顔」です。
心はもうどうしようもないのに、顔は笑えるんです。
これができる人が大人だね。
新聞広告の女優さんの素敵な笑顔を見ながらそう思いました。
この綾瀬はるかの素敵な笑顔って「作り笑顔」なんだよね。
この「作り笑顔」のおかげで、どれだけたくさんの人の心が明るくなっていることか。
今日も「作り笑顔」で頑張ろう!