水谷もりひとブログ

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あの朝のウキウキ感が好きなんです

今朝の宮崎市倫理法人会のモーニングセミナーの講話者は、
明治乳業の商品の宅配サービスを担っている
(株)はまゆう乳業の疋田真樹(ひきだ・まさき/39)さんでした。


なかなかいい話でしたねぇ。
何がいいかって、
今、宮崎市と日向市と延岡市に営業所があるほど
手広くやっているのですが、

40年前に疋田さんのご両親が始めたときは、
みやざき中央新聞と同じように一軒一軒の飛び込み営業で
全くのゼロからお客さんを開拓していったのです。

飛び込み営業というだけで、
僕はたまらない気持ちになります。

1軒のお客を獲得するのにどんだけ断わられたか。
それをよく知っているからです。

疋田さんは、大学を卒業して放射線技師の国家資格を取り、
10年間、福岡の大きな病院に勤務していました。

しかし、実家の稼業が「牛乳屋」
お父さんとお母さんが一生懸命やってきたその仕事を
自分もやりたいと思ったんですね。

病院を辞めて、実家に戻り、
サンプルの商品を置いてもらう飛び込み営業を始めたのであります。

カッケー!

顧客の開拓は、ある程度基盤ができたらもうやらなくていいことはありません。
新規開拓は常にやり続けなければなりません。

配達のために朝2時起きなのだそうです。

お父さんは息子3人に後を継がせるつもりはなかったそうです。
しかし、従業員も増え、お客さんも増えてきた現在、
やっぱり誰かにバトンを渡さないといけないと思っていたところに
三男坊の疋田真樹さんが戻ってきたというわけです。

彼は言います。
「ぼくたちは牛乳を売っているんじゃない。健康を売っているんです」と。

牛乳やヨーグルトなんてスーパーで買えばいいやん、と言う人がたくさんいます。
だけどね、何かあるんですよ。
朝、牛乳箱に牛乳を取りに行く楽しみが。
何とも言えないあのウキウキ感が。

僕はあの瞬間が好きなんですね。

今は毎朝ではなく、毎週月曜日に来ます。
なかなかいいですよ。

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