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天文台の全国大会ですよ!どうする?

6月25日、天文台の全国大会が都城市高崎町で開催され、
なんと記念講演をしてきました。

高崎町は「星が日本一きれいに見える町」として
昔からまちづくりをしてきた町です。

今回全国の天文台のパンフレットを見ましたが、
どこも同じようなキャッチフレーズが書かれていました(笑)

講演を依頼されたのは数か月前です。
そして講演当日の2週間ほど前に
担当者の方が打ち合わせに来られました。

たぶんこれを言いに来れたのでしょう。
「天文台の学芸員の方々は皆さん、天体とか星の話しか興味ありません。
それ以外の話をしてもあまり興味ないと思います。
でも、私は天文台の全国大会だからといって
記念講演を天体とか星の話にしたくないんです。
ぜひよろしくお願いします」

これはかつてないほど高いハードルです。

もちろん僕は星の話などできません。
天文台にも行ったことないし。

知っているのはオリオン座くらいです。

だからといって、いつもやっている「運気の話」を
してもあまり興味ないでしょうし、
よく依頼される「子育て」とか「人権」とか「いのちの話」をするのも違うし。

悩んで悩んで悩んだ結果、あるテーマが下りてきました。
みやざき中央新聞にも
天文台にも関係するテーマが一つだけあったのです。

それは「伝え方」です。

僕らは心に響いた話を「伝える」という仕事をしています。
天文台の学芸員さんたちは
天体の不思議、星々の物語をいろんな人にしています。

自分たちが面白いと思っていることが、
相手に果たしてちゃんと伝わっているでしょうか。

もちろん天体や星に興味のある人たちに伝えるのは難しくありません。

しかし、たとえば学校に呼ばれたり、ラジオに出演して
天文台のイベントをPRするとき、
相手は星に興味のない人がたくさんいる不特定多数の人たちです。
その人たちの心にどう響かせるか。

これは天体や星の知識をどんだけ知っているかは関係ありません。
「伝え方」という技術、
そして「知ってほしい」というマインドの問題です。

ここに焦点を絞って天文台全国大会で講演しました。

でも僕の「伝え方」がどうだったか、
果たして全国の天文台の学芸員さんに伝わったかどうか。

100人中、20人くらいにでも伝わっていたらうれしいですね。