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星稜高校の強さの秘密

先週、金沢に行ってきました。

金沢といえば何が有名か!

そう、星稜高校野球部です。
あの松井ゴジラを生んだ甲子園の名門校ですね。

昨年、星稜高校の元野球部の部長、本田実先生を取材し、
連載したことがご縁で
仲良くなりました。

早速本田先生に会いに行きました。

というか、JR金沢駅に本田先生が迎えに来てくれていました。

それでランチをしたのですが、
その時の話がとても面白かったので紹介します。

甲子園では試合と試合の間の準備時間が7分間あります。
その間、次の試合に出る選手がグランドで肩慣らしをしたりします。

監督もこのときはグラントに出てノックをします。

わずか7分でどれくらいのノックができるかというと、
70本くらいだそうです。
1分間に10本です。
それくらいできないと甲子園にはいけないんですね。

ところが、勝ち進んでいくチームは
7分間に100本くらいのノックは普通にやっています。

さらに、優勝候補になるようなチームは
7分間に140本くらいのノックをやるそうです。

山下監督と本田部長は相手チームのどこを見るのかというと、
まずこの準備時間のノックの数だそうです。

それからノックで大事なのは、
ノックをする監督にボールを渡すタイミングです。
それをやるのがマネージャーです。

その子は、かつては選手として頑張っていた子ですが、
ある時から自分はどんなに頑張ってもレギュラーになれないと悟り、
別の道でチームを甲子園の優勝校に貢献したいと思っているんです。
それがマネージャーという道です。

これに青春を賭けているのです。

ボールを渡すタイミングがちょっとでもずれたら
7分間に140本ものノックはできません。
それを見事にやってくれるんです。

そして本田先生が言うには、このマネージャーを経験した子は、
卒業後、立派な社会人になり、
中には経営者になると間違いなく成功するというのです。

本田先生の講演では、松井のようにプロに入って活躍するような
選手の話は一切しません。

日陰でチームを支えてきた選手やチームメイトの話をよくされます。

僕は思いました。
高校野球の監督や部長は、「教育者」なのだと。