水谷もりひとブログ

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見られているのは快感?恐怖?

動画サイトにバンバン自分の動画を配信している人から
こんな話を聞いた。
彼の動画サイトはすでに登録者が10万人を超えている。

彼がやっている個人セッションに
一人の女性がやってきた。
「私も動画を配信して人気者になりたい」と。

彼女はスピ系の子で
リアルなセミナーではかなり人気である。
それまで動画をやったことがないので早速始めた。

普通は初心者の場合、
最初の1か月くらいは見てくれる人も登録してくれる人も
そんなに多くない。10人とか20人とか。

彼女の場合、いきなり100件を超えた。
1か月もすると1000件を超えるほどの人気サイトになった。

ある時、コンビニで買い物をしたら、
レジの人から「YouTube見てますよ」と言われた。

その時、彼女は「怖いなぁ」と思ったそうだ。
ネットに自分の情報をアップするということは、
見知らぬ人から顔を覚えられ、
それがゆえに、いつ、どこで、だれに見られているか分からないという状態になる。
そんな当たり前のことに気が付いた。

それで動画配信をやめてしまった。

動画サイトにバンバン自分の動画をアップするということは
人気者を目指すとともに、
日頃から誰から見られていてもOKという自分になるということ。

コンビニのレジでも
横断歩道でも
書店でどんな本を買っているのかも見られているかもしれない。

そこまで人気者になれたらいいのだけれども
その話を聞いて、
バンバンネットに登場するということを楽しめるのか
それとも怖いを思うのか。

僕は前者なので、日頃、どこで誰から見られていても
大丈夫な自分になろうと思ったのでした。

車が走ってなくても赤信号は渡らない、とか
スーパーで買い物をしているときも
背筋を伸ばして、とか。
いつも口角を上げていよう、とか。