水谷もりひとブログ

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みやざき中央新聞改名の想い

トピックスにも書きましたが、
改めてここでも書きます。

長年親しんできた「みやざき中央新聞」を
この度、「心揺るがす日本講演新聞」と改名することにしました。

悩んで悩んで悩んできました。

私が前経営者からみやざき中央新聞を引き継いだ28年前、
500部しかなかった発行部数も
2年前に念願だった1万部を突破しました。

その間、宮崎県内にしかいなかった読者が全国に広がり、
今では47都道府県のすべての地域で読まれています。

「みやざき」という地域名の入った新聞が全国各地で読まれていることは
私たちにとって感無量であります。

ただ、その一方で、会社としては大きな壁に直面しています。
2年前に1万部を突破して以来、部数が増えていないのです。

ここで内輪の事情をさらけ出しますよ、
毎月約100部ほど新規申し込みがあります。
ところが毎月約100部ほどの解約があるのです。
増えても増えても、同じ数だけ減っていくという状況が
この2年間ずっと続いてきました。

「今まで順調に増えてきたのになぜ?」
「どこに問題があるんだろう」とずっと悩んできました。
いろんな勉強会にも通いました。
いろいろ模索する中で、
「みやざき中央新聞は1万部の器ではないか」という考えがよぎりました。

30リットルのバケツには30リットルの水しか入りません。
それ以上入れると、溢れてしまいます。
「器を大きくするしか打開策はないのではないか」という考えに至りました。


そこで今まで「みやざき中央新聞」という名前の新聞に
見向きもしなかった人たちにも
「心揺るがす日本講演新聞」と見ただけで
手に取ってもらえるのではないかと思い改名することにしたのです。

日本全国には講演をする講師がたくさんいます。
と同時に講演会を主催する人たちもいます。
そして講演会が大好きで講演会場に足を運ぶ人たちもたくさんいます。
今まで「みやざき中央新聞」ではつかめなかったこれらの人たちも
「心揺るがす日本講演新聞」だと、
一目見て、関心を持ってもらえるのではないかと思ったのです。

この新聞が拡大していくことは、弊社の経営にとっても大事なことですが、
それ以上にこの新聞の内容が広がることは
大きな社会貢献になると確信しています。

新しい新聞名に違和感を感じる読者の方々から、
「名前を変えるなら購読をやめる」というメールも数件来ています。

確かに変化は怖いです。
変化に違和感を覚えると心まで萎えてしまうものです。
最初に弊社の社員からもかなり激しい抵抗がありました。

しかし、それ以上に28年間、30代から「みやざき中央新聞」に
人生のすべてを賭けてきた私自身にとって
これはものすごい葛藤でした。

それでも「器を大きくする」。そのために「大きな名前に変える」。
ここに今の厳しい現状を超える希望を託して決意した次第です。

これからもみやざき中央新聞の精神と魂は変わらず紙面に込めていきます。
どうか皆さまもご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。
そしてこれからも変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。、