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まだ死んでませんが・・・

吉田松陰が黒船に乗り込もうとしたとき、
それを桂小五郎が止めようとした。
「密航が見つかれば死罪です。
 もしアメリカに渡ることができたとしたら二度と日本に戻れません」と。

それに対して吉田松陰は言います。
「アメリカ人に乗船を拒まれるかもしれん。それでもええ。
 何もせんでおるより、そのほうが何千倍、何万倍も価値がある」

「桂くん、君も異国に興味があるのになぜ行動しない?
 僕は死など怖くない。それより行きたいという気持ちの方が強い。
 どんな運命が待っていようと後悔しない。
 今やるべきことは黒船に乗り込んでアメリカに行くことだ」

大河ドラマ『龍馬伝』の中に出てくる吉田松陰の言葉です。
脚本家が書いたものですが、きっとこういう気持ちだったことは間違いありません。


松田くるみは
500部しかなかった「みやざき中央新聞」を
たった一人で営業し、読者を増やしていきました。
出会った人すべてに「みやざき中央新聞」を手渡しました。
10人に会って新聞の紹介をして読者になってくれるのは1人くらいでした。

飛び込み営業の場合は
100軒飛び込んで読者になってくれるのは1人くらいでした。
それでもめげることなく毎日毎日やり続けました。

僕の本が出た時、
松田くるみは本のPRチラシを作って所属するロータリークラブで配りました。
会の名簿があるので、全員に郵送しました。

それだけにとどまらず、よそのロータリークラブの例会にも参加して
PRしました。そしてその会の名簿を使って全会員に郵送しました。

そしたらクレームが来ました。
「強制的に送られてくる」と、訳の分からないことを言う人がいました。

でも松田くるみはクレームなど屁とも思っていません。
PRしないことのほうが苦しいのです。
やってやってやりまくって
その結果、批判されようが、嫌われようが、
そんなことはたいしたことじゃないんです。
やれる手段があるのに
やらないことのほうが苦しくて堪らないのです。

多分、「志」やと思います。
この新聞は絶対読む人の意識を高め、
質の高い人生を提供できる。
この新聞が日本中に広がることは、
この国にとって絶対いいことだと。

志は、個人の夢じゃない。
使命とか運命のようなものです。
志に生き、志に死ぬ、幸せな人生です。
いや、まだ死んでいませんが・・・


松田くるみ 
なぜ、宮崎の小さな新聞が世界中で読まれているのか