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コロナのおかげで

最近、ふと不思議に思うことがあります。

よく「新型コロナウイルスはそんなに怖い病気ではない」ということを説明するとき、
インフルエンザの例が取り上げられます。

8月になって新型コロナウイルスが原因で死亡した人の平均年齢が発表されました。
東京都は79.3歳。日本全体では82歳でした。
亡くなった人は8月17日現在で1088人です。
感染者数は国内で5万4,714人です。(うち4万人は回復済)

一方、インフルエンザの感染者数は
2018年12月から2019年の3月までで1200万人を超えています。
一日平均3万人が感染しています。
インフルエンザによる死亡者は約3300人です。

不思議なのはインフルエンザが猛威を振るっている時、
新型コロナウイルのようになぜマスコミは騒がないのかということです。
毎日テレビで「今日の感染者は〇〇人です」と騒がない。
ロックダウンもなければ、外出自粛も営業自粛の要請もない。
だって一日3万人ですよ。

行政や医療機関が言うのは「帰宅したら手洗い、うがい」くらいです。
今ほどマスクをしている人はいません。

インフルエンザにはワクチンもあれば、治療薬もあります。
なのにインフルエンザは毎年約1,000万人が感染し、
かかったら亡くなる確率もコロナの3倍です。
なぜマスコミは今日のような「インフルエンザは怖い」というイメージを植え付ける報道をしないのか。

一つ考えられるのは、
「毎年のことだから」という「慣れ」かもしれません。
冬が終わればインフルエンザはなくなると分かっているからです。
一方、コロナは出口が見えませんからね。

また、ワクチンも治療薬もあるということは
自己責任で予防できるということです。
かかっても命にかかわる人はお年寄りだけで、
若い人は薬をもらって1週間ほど休養していれば治ると思っているんです。

ただひとつ、これだけは断言できることがあります。
今のように日常的にマスクをし、手洗い、うがいを徹底し、
三密を避け、外出を極力抑える生活をすることで、
2020年の冬から2021年3月にかけてのインフルエンザの罹患率も死亡者数も劇的に減少するということです。

コロナのおかげで。
ウイルスが怖いのはインフルエンザです。
コロナが怖いのは「人」です。

県外ナンバーの車が傷つけられたとか、
コロナの患者を受け入れている看護師さんが近所から「家に帰ってくるな」と言われたり。