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観なければよかった映画

韓国映画『パラサイト 半地下家族』と観ました。

アカデミー賞をはじめ10以上の国際的な賞を受賞した映画です。
下流階級というのでしょうか、半地下のアパートに暮らす家族の話です。

長男ギウは貧しくて大学に行けません。
でも高校の成績はよかった。
大学に行った友達から
「留学するからお前に俺の家庭教師のバイトを引き継いでほしい」と頼まれます。

「俺、大学生じゃないし」と言うと、
「大学生だと嘘つけばいい」とアドバイス。
それで入学証明書や学生書を偽造して面接に行きます。

その家は超大金持ちの家で、奥さんは本当にいい人です。
すぐ彼を信用し、その家の高校生の娘の家庭教師にします。

その家には絵を描くことだけが得意な小学生の息子がいます。
その才能だけが突出しているのでなかなか学校に馴染めません。
お母さんはそのことで悩んでいます。

ギウは「僕の知り合いにアメリカの美大を卒業した子がいます。彼女を息子さんの家庭教師にしませんか?」と働きかけ、自分の妹ギジョンをあっせんします。
美大を卒業したというのも嘘っぱちです。

妹ギジョンも奥様の信用を見事に得てしまいます。

ある日、家庭教師が終わったとき、
IT企業の社長をしているその家の主人が帰ってきました。
社長もいい人で、おかかえ運転手に「ギジョンを家まで送るように」と命じます。

車中、ギジョンは自分の下着を脱いで車の後部座席に隠します。
翌日、社長が車に乗るとその下着を見つけ、
運転手が車の中でいかがわしい行為をしたと思い、クビにします。

そこでギジョンは「自分の知り合いにベテランのドライバーをいる」と教え、
見事、自分の父親を運転手にしてしまいます。

さらにはそれまでそのお金持ちの家族を長年支えてきた家政婦を陥れます。
奥様を騙して、家政婦がとんでもない病気を持っていると思わせ、クビにし、
その後釜に自分の母親を家政婦にしてしまいます。

自分の家族の幸せのためにすべて嘘で塗り固めて、
いい人たちを騙して、その人たちの人生を不幸にしていくのです。

僕はこの映画を観ながらふと思いました。
「この家族って韓国そのものじゃないか」って。