立ち読み②『心揺るがす講演を読む2』
『心を揺るがす講演を読む2』(ごま書房新社)が発売されます。それに先駆けて、
その中身を少しだけ公開します!
今回は、江戸川区の本屋「読書のすすめ」店長 清水克衛さんです。
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うちのお店の屋号は『読書のすすめ』と言います。
東京の江戸川区篠崎というところにあるんですが、
この屋号の通り、いろんな本を薦めています。
この前、すごく偏差値が高い高校で講演をしました。
学校に行って生徒と廊下ですれ違ったら、
立ち止まって深々とお辞儀をするんですね。びっくりしました。
そういう真面目な子どもたちには、
『笑撃テストの珍回答』(コスミック出版)という本を薦めました。
これは面白いですよ。テストの間違った回答を集めて載せた本です。
たとえば、「次の括弧の中に一字入れなさい」という問題。
「( )口一番」
これはもう常識ある大人はすぐ「開口一番」だと思いますよね。
だから、正解は「開」という字です。
しかし、今どきの高校生は違うんですね。「サッポ」と回答していました(笑)。
こういうセンスって素敵じゃないですか。
答えが一つしかない時代には偏差値の高い子が必要とされていましたけど、
今のように答えがいくらでもあるという時代には、
こういうセンスがないと乗り越えていけないんじゃないかと思うんです。
言葉がちょっとおかしいかもしれませんが、
もっとふざけたらいいと思うんですよね。
「面白がる」というか、「楽しむ」というか、
そういう発想がなければ
これからの時代、生き残っていけないんじゃないかと思うんです。
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