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文章極意1

長年文章を書いてきた。
職人のようなものである。

先輩から教えられたわけではないが、
10年も20年も書いていると職人の腕のように
それなりに磨かれてくる。
ということは昔の文章は酷かった。
読むと穴があったら入りたくなるし、
穴がなかったら掘ってでも入りたくなる。

有料の新聞に文章を書くということは、
たとえそれが小さなコラムであっても、
それは商品として扱われる。
すなわり「書く」とは文章を商品化することである。

一人新聞を作って顧客に無料で送っているのとは
また目的がちがう。
こっちは食っていかなければならないから書くのだ。

例えると、家庭菜園でとれたキュウリやサツマイモを近所に人におすそ分けするのと
それを背負って売り歩く行商のおばちゃんくらいの違いがある。
後者は見ず知らずの人に売るのである。
売れなければその日の夕食のおかずが買えない。
行商のおばちゃんは生活がかかっているのだ。


もちろん文章には基本がある。
しかしそんなことを知らなくても今はSNSでも個人のブログでも
多くの人が文章を書いている。

読ませる文章とは、基本はもちろん
それにプラスしてセンスと人柄が大事。
やっぱり「文章は人なり」である。

自分の吐いた言葉で回りを陽気にさせたり、感心させたり、頷かせる人でなければ
文章は書いてはいけない。
自分の吐いた言葉で回りを不愉快にさせるような人は
ものなど書いて人に見せてはいけない。