PTA会長
PTA会長をやって5年になります。今年度は息子が中3なので、僕の任期も終了です。
5年前に引き受けるときには
仕方なくという感じでした。
誰も引き受ける人がいないということで
前会長が泣きついて僕の家に来たのです。
仕方なく引き受けたのですが、
僕は1年目から会長職の面白さを見つけました。
1、校長と対等に話せる
2、副会長の女性たちがしっかり支えてくれる
3、これが一番大きいのですが、入学式と卒業式にPTA会長祝辞ということで、生徒にメッセージを送ることができる。
もちろんその中に自分の子どももいるわけです。
日頃、家庭の中ではほとんど息子とまじめに話すことはありません。
というか、親子という関係で何か言おうとすると、結局説教っぽくなってしまうので、対話にならないのです。
しかし、壇上から全校生徒に向けて話をするときは、それがメッセージになります。
これができるのは数百人いる保護者の中で、唯一選ばれたPTA会長ただ一人です。
今まで8回、語ってきました。毎回違うメッセージを。
いつもそこに息子がいました。
僕は原稿を書かないで、直接話しかけています。
今思うと、原稿を書いておけばよかったなぁと思います。
何をしゃべったか残りますからね。
今度の16日の卒業式と、来月の入学式が最後になります。
16日の卒業式では何を話すかと言うと、
それは、3月12日号の社説に書きました。