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くるみの談話室 2808号(2019/10/14)
購読料の値上げにご理解をお願いします

本社会長 松田くるみ
 7月を期の始まりとする(株)宮崎中央新聞社は、今年7月で法人25期に入りました。個人で引き継いでから28年。前経営者の時代から数えると65年目です。

 紙面の充実と、双方向の新聞を目指して「Web版みやざき中央新聞」も充実させてきました。

 Web版では現在、過去10年分のバックナンバーがいつでも読める状態になっています。

 このWeb版を活用して朝礼や社内報、学級通信などのネタにされている経営者や学校の先生も数多くいらっしゃいます。

 特にWeb版は、紙版では管理しにくい過去の記事が年代別や講師別にきれいに整理されているので、とても便利です。

 また、社説や「転載・過去・未来」の記事をYouTubeにアップしていますので、いつでも動画や音声で楽しめます。

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 さて、今月から消費税増税が実施されました。日刊新聞や週2回発行の新聞に対しては増税が据え置かれる中、本紙は週に1回発行のため、その恩恵に預かることができません。

 送料、紙代、印刷代などの諸経費の値上げを受け、この度、創刊以来初めて購読料を現行の税・送料込みの1,100円から1,300円に値上げをすることになりました。ただし、Web版は今の1,100円、紙版+Web版は1,650円のままです。実施は来年令和2年4月1日からです。

 公共機関の担当者の皆様、どうぞご準備をお願いできればありがたいです。

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 振り返れば、前経営者から新聞を引き継いだ時は3人で作っていました。紙面も社説も本当に未熟でした。

 最初の10年くらいは宮崎県内しか読者さんがいませんでしたが、10年を超えた頃から県外に広がりだし、会社も少しずつ大きくなって、現在はスタッフ14人、全国の特派員も含めると25人になります。

 よく社説を褒められることがありますが、それは「継続は力なり」というように、腕のいい職人さん同様、30年近く書き続けてきた結果だと思います。

 そんなわけで3人でやってきた時の新聞と比べて、紙面の質も随分上がってきたと自負しています。

 これからもより深く、より質の高い新聞をお届けしていきます。ご理解いただきますようお願いいたします。

 そして10月10日、私、松田くるみは代表取締役社長を退いて会長に、新代表には水谷謹人が就任しました。

 次世代にもこの新聞を届けるために今後も応援いただければ幸いです。

(本社会長/松田くるみ)

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