くるみの談話室 2846号(2020/08/03)
オンライン講演会の時代
取締役会長 松田くるみ
コロナ禍で私たちが関わっている講演会にも大きな変化が起こっています。明治の時代からあった、会場に集まって聴く講演会の形から、会場に行かなくても参加できるオンライン講演会が主流になりつつあります。
これは主催者も講師も参加者も、みんな初めてなので、最初はぎこちなかったのですが、回を重ねていく毎に慣れてきたように思います。
さすがだなと思ったのは、日本の歴史や文化をテーマに講演活動をされている白駒妃登美さんです。
3月、講師として呼ばれて行くはずだった講演会がすべて中止になると、5月には白駒さん自らが主催者になって、7月から1年間、全54講座の『和ごころ大学』を立ち上げました。20数名の一流の講師の「和ごころ」をテーマとした講座です。
すでに7月1日に開校しましたが、終わった講座も録画で受講できるので、今からでも入学できるそうです。詳細は「和ごころ大学」で検索してください。
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私も最近、オンライン講演会でお話をさせていただきました。パソコンの画面で参加者の顔と名前が出てきます。顔出しNGの人は名前だけの表記に切り替えることもできます。
移動中の電車の中から参加している人もいました。そうかと思えば車で移動中に聴いていたようで、「その先、左に曲がります」とカーナビの音が聞こえてきて驚きました。そういう時はミュート(消音)でお願いします。
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日本講演新聞でも9月19日(土)、今紙面で連載中の高野登さんのオンライン講演会を主催します。
こういうご案内をすると、たまに「オンラインなんてついていけない」というご意見をいただくこともあります。実は、私も時代になかなかついていけない1人です。周りの若いスタッフに助けられながら何とか必死でついていっています。
「もうコロナ前の社会に戻ることはない」といわれています。
せっかくの機会なのでまだやったことがないという方も、ぜひ「オンライン講演会」という新しい世界にご参加ください。まだ開催日まで期間がありますから参加の仕方などをお手伝いします。
高野さんは「これからの時代は“職に就く”より“職を創る”ことを意識し、行動しましょう」というお話をしたいそうです。
(取締役会長/松田くるみ)
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2846号