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くるみの談話室 2867号(2021/01/18)
「馬の糞三つってありますか?」

会長 松田くるみ
 昨年、素敵なコラボが生まれました。『予祝』というお酒ができたのです。

 7月6日号に掲載された深尾浄量(ふかお・きよとも)さんの「夢は、予め叶ったかのようにお祝いすると叶いますよ」という「予祝」の記事と、5月18日号に掲載されたダウン症の書家・金澤翔子さんの話に感動したクレバリーホームの井家上(いけがみ)社長が、翔子さんに依頼して「予祝」という字を書いてもらったのです。

 それが地鎮祭の時にお供えするお酒のラベルになりました。これから家を建てるお客様の幸せを予祝するぴったりの名前ですね。

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 繋がりと言えば、今、フェイスブック上で読者限定のオンラインサロン「日本講演新聞☆読者のつどい」が盛り上がっています。

 毎日、「お題」が出され、それにみんなで書き込みます。内容は記事に沿った質問だったり、読者さんが皆さんに聞きたいことだったり。

 年末に出されたお題「心に残っている絵本は何ですか?by 豊本めぐみさん」には、『ごんぎつね』や『てんごくのおとうちゃん』『大きな木』など、皆さん子ども時代に好きだった絵本を紹介していました。

 中には「絵本の名前が分からない」という書き込みがありました。「『感心感心馬の糞三つ!』かなぁ。内容は忘れましたが…こんな本あるのかなぁ?」と。

 そこでお題を出しためぐみさんが絵本好きのお母様に聞いたところ、「それは絵本ではなく、江戸小話にある『ウマのクソが三つ』という昔話だよ」とのこと。私は思わず笑ってしまいました。

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 数日前のお題は「あなたの夢」についてでした。私の夢は読者の皆さんがふらっと立ち寄れるカフェを会社の隣につくることでした。でも人手も足りないし、来客数も見込めないので、泣く泣く断念したことがありました。

 でも、考えてみるとこのオンラインサロンはネット上のカフェのようなものです。ふらっと立ち寄って、ちょっとおしゃべり(書き込み)して帰ります。私はカフェの“ママ”になった気分で皆さんの書き込みにコメントしています。カタチは違っても思いは実現するんですね。

 「日本講演新聞 読者のつどい」で検索し入室申請をして、「読者ですか?」などの質問に答えると入室できます。

 まだ小さな「お店」ですが、新鮮な材料でその日のメニューを考えるように、毎週の紙面から新しいお題を準備しておきます。またこの繋がりから新しいコラボができると楽しいですね。
        
(会長/松田くるみ)


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