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くるみの談話室 2403号(2011/03/07)
東京・静岡読者会

本紙代表 松田くるみ
 先々週、東京と浜松市(静岡)の読者会と水谷講演会のために上京しました。会場に着くまで、どんな方がいらっしゃるのかいつもドキドキします。

 読者会は、「この指とまれの読者会」と名打っています。来れる人が無理なくおいでいただければと思っているからです。

 それでも遠方から来ていただく方もいらっしゃいます。兵庫県の小学校の先生は「たまたま上京していたので帰りに浜松に寄りました」とか、金沢の方は「たまたま東京出張だったので参加しました」とおっしゃっていました。

 長野県から来られた77歳の女性は、わざわざ浜松読者会の為に車を飛ばして来られていました。

 「子どもが小さかったので夫婦揃って出掛けることなんてできなかったのに、今日は保育園のお泊り保育なんです。だから16年ぶりに夫婦で外出できたんですよ」というご夫婦もいらっしゃいました。

 中には会場を間違えて、二次会にようやく間に合った大学生もいましたが(泣)、そんなお一人おひとりの熱い気持ちに触れるたびに、ただただ頭が下がります。

 それから、東京の講演会に参加できなかったということで、翌日、東京在住の方なのに、浜松市まで車で来られた方もいらっしゃいました。

◎          ◎


 東京読者会の3日前に偶然、水谷の『日本一心を揺るがす新聞の社説』を読んで、HPで翌日に東京読者会があることを知り、申し込んでこられた男性がいました。そのときは定員いっぱいでお断りしたのですが、当日、キャンセルが出たので、開始3時間前に「キャンセルが出ました。もしよかったら来られませんか?」と彼にメールをしました。そしたら駆けつけて下さいました。まだみやざき中央新聞を読んだこともないのに、です(驚)。

 自己紹介のとき、「3日前に本を読んで、居ても立ってもいられず来ました」と話すと、みんな笑っていました。

 「読者会にはたくさん名刺を持ってきて下さいね」とお願いしています。お互い知り合いになれば、良いご縁が広がっていきます。みやざき中央新聞は、情報発信だけでなく、人のご縁も繋いでいける媒体になれると、今回も実感しました。

 それにしても、いつもちょうどいい人数が集まって下さるので不思議だなぁと感じています。

 これからも無理なく、「この指とまれの読者会」を各地で開催していきたいと思っています。できれば「水谷講演会」とセットで。ご都合がつけばどうぞお出掛け下さい。
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