くるみの談話室 2372号(2010/07/05)
うそやん しもやん 世界のしもやん
本紙代表 松田くるみ
先週、大阪であった”しもやん”こと、下川浩二さんのセミナーに出掛けました。しもやんに興味を持ったのは、1年前にこのセミナーに参加した水谷が、「しもやんって、特別カリスマ性もないし、講演会の先生という感じもしないし、友だち感覚の普通の人なのに、セミナーを主催するといつも満杯になる」という話を聞いていたからです。しかも、21,000円もする「しもやん手帳」というオリジナル手帳も、大人気ということで、何で?と思ったのです。
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今回、そのしもやんの面白さが分かりました。実は彼自身がいつも「なんか面白いことはないかなぁ」と探していて、見つかったらそれをしもやん手帳に書き留めては、実践しているのです。
普通、手帳には他人との約束事を書くことが多いのですが、しもやん手帳は、自分との約束事を中心に書きます。
そこには「やりたいことリスト」や「自分を元気にする言葉」が書かれています。さらにページをめくると、有名人とのツーショット写真を貼っていたり、尊敬する人との合成ツーショット写真、それから「保養所」と称して、好きな女優の写真をたくさん切り貼りしてニンマリするページもあります。
いつの日か合成写真が実際のツーショット写真になるのも「夢を叶える手帳」だからです。
とにかく人生を楽しくするアイデアなら誰のアイデアでも、お得意のTTK(徹底的にパクる)⇒TKP(ちょっと変えてパクる)⇒OKP(大きく変えてパクる)で自分のものにしています。
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もらった名刺には、名前の上に「うそやんしもやん世界のしもやん」と書いてありました。私はてっきり「世界のしもやん」と書くにはおこがましいので、「うそやん」と付けて照れ隠しをしたのかなと思っていました。実際は逆で、2万円もする下川手帳を作ったときも、「こんなの売れるもんか」と言っていた周り人から本当に売れたとき、「うそやん!」と言われました。
独特な”しもやん文字”も遊び感覚で書いていたら、「あんたの字で店の看板書いて」と頼まれることが多くなり、「うっそー」とびっくり。
しもやん文字とは、筆ペンの先を1、2㍉カットして、たっぷりの墨汁をつけて書く文字で、これで書くと誰もが「師匠!」と言われるような筆文字が書けます。
しもやん文字を書くための筆ペンを大手筆ペンメーカー「くれたけ社」が出すことになったそうです。それも「うっそー」という感じです。
だから「うそやんしもやん世界のしもやん」。なるほどと思いました。私も「うっそー」と言われるような、みんながびっくりする世界を広げたいと思いました。
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2372号