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くるみの談話室 2380号(2010/09/06)
楽しさと感動と尊敬の共有

本紙代表 松田くるみ
 一年前から「この指とまれの読者会」を開くようになり、読者の皆さんとお会いする機会が増えました。

 最初の頃は私と読者の皆さんとのつながりのためにやっていたのですが、会を重ねるうちに読者さん同士が繋がっていくようになりました。

 7月31日の博多での読者会も、8月28日の西都市(宮崎)での読者会も20人ほどの参加者が、互いに自己紹介し合いながら楽しい時間を過ごしました。

 年代も職種も様々ですが、共通しているのは素直で、前向きな人たちだということです。

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 みやざき中央新聞をファイリングしている人はたくさんいらっしゃいますが、西都市の読者会に来られた元自衛官の黒川さんには脱帽でした。記事をジャンル毎にファイリングし、インデックスまでつけて整理していることを紹介され、皆さん、驚いていました。

 また、4人の男の子を育てている女性は、学校から帰ってくるわが子の顔を見て安心したり心配したりしているそうです。夜の飲み会があるときは、職場から直接行くこともできるのに、やっぱり一度家に帰って、帰宅した子どもたちの顔を一人ひとり確認して、それから夜、出掛けるのだそうです。「子育ての記事で力をもらっています」と言われ、嬉しかったです。今、我が家では中学2年の息子の子育てに少々手を抜いていたので、深く反省させられました。

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 8月30日は福岡県宇美町で読者会をしました。夏休み最後の2日間は野球部の練習が休みなので、中2の息子も連れていくことができました。参加者の中に横浜ベイスターズの選手のお母さんがいらして、その方から息子さんのサインボールをもらって息子は大喜び。その後は機嫌よく読者会の間中、別室で夏休みの宿題に集中していました。

 その他にも絵封筒の達人や色鉛筆画の先生、食の専門家等々、個性豊かな人が集まり、楽しいひとときでした。

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 7月に「たぬきコーチ」こと古賀弘規さんをわが社にお呼びして、経営指針とビジョン、そして行動計画づくりを指導してもらいました。10年後を見据えたビジョンの中に、「私たちは全世界の幅広い読者のネットワークを通して、楽しさと感動と尊敬を共有します」という一文ができました。

 改めて「楽しさと感動と尊敬の共有」、これがみやざき中央新聞の繋がりなんだと、読者会を開きながら分かってきました。これからも全国を回っていきます。お近くのときにはどうぞお越し下さい。
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