くるみの談話室 2434号(2011/10/24)
夢を聞く、夢を叶える
本紙代表 松田くるみ
「居酒屋甲子園」ってご存知ですか? 全国からエントリーされた居酒屋が、年一回、ステージで自店の想いや取り組みを発表することで、居酒屋で働く人が最高に輝ける場を提供する大会です。始まった06年のときは236店舗の参加でしたが、年々増え続け、今では1000店舗を超えています。そして各地区から選ばれた優秀な6店舗が、5,000人の観客の前で熱いメッセージを伝えます。
コーチングスクール「KIZUKI塾」代表の増田真一さんは「HERO海」というお店をコーチングして居酒屋甲子園で日本一に導きました。その増田さんの話を先週、『最高のNo.1リーダーセミナー』で聴きました。
増田さんは高校生のとき、親に反発して家出し、ホームレスになりました。その後、保護され祖母の下で生活しながら、様々な仕事に就き、21歳で学習塾を起業しました。
増田さんは今人の夢を叶えるお手伝いをしています。増田さんの手帳にはたくさんの人の夢が記入されていました。 「かつてのリーダーは『黙って俺についてこい』というタイプでしたが、これからのリーダーは気持ちを共感しながら一緒に歩いていくタイプです」という増田さんの話が心に染みました。
夢を叶えるポイントは、その夢が心の中で膨らんだときワクワクすること。そしていつまでに叶えるのか日付を入れることだそうです。
◎ ◎
それまで自分の夢の実現に向かっていた私でしたが、増田さんの話を聴いて、人の夢を聞くようになりました。夢を聞くと、宝箱を開いて宝物を見せるように嬉しそうに話してくれます。
先日はノートにびっしり130個以上の夢を書いている女性に会い、驚きました。「思いついたらすぐ書き込んでいる」とのことでした。その中で私が感動した彼女の夢は「子どもがあこがれる大人になる」でした。思わず「夢に向かって一緒に頑張ろう」と熱い握手をしました。
『最高のNo.1リーダーセミナー』を主催した森原美和さんの夢はこのセミナーに100名集めることでした。
最初その話を聞いたときは正直びっくり!平日の昼間で、チケット代8000円です。宮崎で8000円、しかも平日に…大丈夫かなぁと思っていましたが、なんと100名しっかり集めて夢を叶えていました。美和さんの想いに共感した人が積極的に友人を誘ってくれたのです。
夢は、想いに共感する人たちが一緒になって叶えてくれるものなのですね。
私は毎月、新月の日に10個の夢を書いています。これからは「誰かの夢を応援する」も付け加えようと思います。
(本紙代表・松田くるみ)
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2434号