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くるみの談話室 2491号(2013/01/21)
世界にはばたけ!とね書

本紙代表 松田くるみ
 「いつも楽しみにしています。大学の授業の導入部分でよく記事を活用させていただいています。学生に伝えられることも勿論ですが、私自身ハッとさせられます」

 「幸福さんがいらっしゃることで貴社にも福がたくさん舞い降りてくるのではないでしょうか!!来たる新しい年も皆さまにとって幸せな年でありますように」

 毎日のように読者の皆様から心のこもったメッセージが、お手紙やお葉書、電話、メール、ファックスで届きます。「いつも楽しみにしています」という一言でとても元気と勇気をもらいます。

 新聞の感想も嬉しいのですが、スタッフ個人へのお礼のメッセージも多くてありがたいです。ちなみに「幸福」というのは、「幸福亜希子」というスタッフの本名です。

◎          ◎


 東京都立川市の川端さんからはこんなお手紙をいただきました。

 「刀根さんの達筆な手紙に感動して、一体どんな方なんだろう・・・とホームページのスタッフ紹介で拝見させていただいたところ、お若くてびっくりしました(もっとおばあちゃんな感じを想像していました)。自己紹介欄に『どんなお便りをもらったらうれしいかを考えています』と書いてありましたので、私の大好きな手紙にまつわるエッセイを読んでいただきたくて手紙を出させていただきました。・・・」

 読者の皆様と最初のご縁を取り持つ「とね」こと、刀根淑子は入社して7年。最初は「お礼状の書き方がわからない」と言っていましたが、わからないなりに『手紙の書き方』の本などを読みながら、心を込めて手紙を書いていました。

◎          ◎


 そのうち、手紙の内容もさることながら、字の美しさを褒めたお便りをいただくようになりました。福岡のお茶屋さんから「パッケージの商品名を書いて」と頼まれたり、NPO団体のTシャツの文字を書いたりもしていました。

 元々習字が好きだったとのこと。本格的に書を習おうと書道教室に通い始めて丸5年。そしてなんと昨年9月には師範の試験に合格しました。

 師範になったことをお祝いして、本紙の屋外広告を「とね書」で出しました。宮崎空港から市内に向かう途中にその看板はあります。思ったより小さい看板でしたが、書の看板というのも珍しいものです。いつの日か宮崎県産の商品のパッケージが「とね書」で書かれたら…と私は密かに夢見ています。

 宮崎においでの際には、空港近くのT字路の所にある「やれるかなじゃなくてやるんだよ!」と書かれた看板に目をとめてもらえればと思います。
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