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ご挨拶 2489号(2013/01/01)
どこかでお会いできる日を楽しみに…

本紙代表 松田くるみ
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 新年明けましておめでとうございます。

 今年は、みやざき中央新聞を前経営者より引き継いで22年目を迎えます。自転車の両輪のように、新聞の発行と部数の拡大、ずっとこの二つに追われてきました。ふと気が付いたら、それまで宮崎県内にしかいなかった読者さんが、全国各地に口コミで広がっていました。

 「みやざき」と名前の付いた新聞がなぜ県外で読まれているのか不思議に思い、10年ほど前に一人で、一番読者さんの多かった仙台市に行き、数人の方と親睦の場を持ちました。その後も、沖縄、広島、大阪にいる読者さんに会いに行きました。どこに行っても大歓迎を受けました。

 以来、新聞を発行するだけでなく、読者さんと交流することの大切さ、楽しさを知り、2年前からは編集長の講演会と懇親会をセットにして、全国をまわっています。

 昨年も名古屋、鹿児島、徳島、東京、京都、兵庫で開催し、たくさんの方々のご参加を賜りました。飛行機や新幹線で遠くから駆けつけてくださる方もいて、感激しました。

 今年は1月に茨城県ひたちなか市、2月には三重県津市に参ります。目標は3年以内にすべての都道府県をまわることです。

◎          ◎


 多くの人に、「いつも感動しながら読んでいます」と声を掛けていただくのですが、逆に私たちこそ皆さまの心のアンテナの高さ、思いの熱さに驚きます。

 昨年、京都読者会に、情報推命学を主宰されていらっしゃる木村忠義先生が参加されました。木村先生は人生の大先輩ですし、たくさんのお弟子さんを指導しておられます。私が「みやざき中央新聞でお伝えしている内容なんて先生は既にご存じでしょうから、読む必要はないのではありませんか?」と、本当に失礼な質問をしました。

 すると木村先生は、私の目の前で手を包丁のようにして切り分ける仕草をしながら、こう言われました。

 「同じことを言っているようでも、編集長の社説は切り口が違います。その切り口が面白いんです」

 その話を聞きながら、本紙の校正をしてくださっている松山輝雄さんを思い出しました。

 松山さんは、自衛隊を定年退職して、10年以上、ボランティアで校正をしてくれています。締め切りの夜、校正したファックスが送られてくるのですが、いつも一言、「ここがよかった」「ここに感動した」と感想が書き添えられています。マンネリにならないのかと心配するのですが、心の底から楽しんで校正をしてくださっています。きっと木村先生同様、受け止め方の面白さを味わっておられるのでしょう。同じ年を重ねるのなら、お二人のようにずっと感動できる心を持ち続けたいと思います。

 私たちもマンネリにならないよう、素直に感動した気持ちのまま、これからもみやざき中央新聞を創ってまいります。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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