くるみの談話室 2531号(2013/11/18)
ピンチピンチ、チャンスチャンス、ランランラン
本紙代表 松田くるみ
先週、北海道の千歳市で読者会を開きました。水谷の講演会が北部の枝幸町であり、それに合わせて日曜日の夜という参加しにくい日程での読者会でした。私は当日、羽田経由で北海道入りしましたが、強風のため羽田空港ではダイヤが乱れ、出発10分前、ギリギリで千歳行きの飛行機に乗ることができました。
しばし安堵したものの、北海道も天候が悪いようで、ドタキャンのメールがいくつか入ってきました。
◎ ◎
さらに、稚内にいた水谷から、「千歳空港行きの飛行機が欠航になり、読者会に行けない。JRで行くけど、到着が11時頃になる」と連絡が入りました。この時は一瞬頭の中が真っ白になりました。
「水谷の話はとても面白いです。是非聴いてください」とご案内していたので、参加者は講演を楽しみに来てくださる方ばかりでしたから。
通常は日曜日も仕事があるYさんは職場に休みを申請したところ、「Yさんが日曜日にお休みを取るなんてきっと大変なことに違いない。取らせてあげてください」と同僚が上司にお願いをしてくれたという話もあれば、北見市から5時間かけて来てくださる清水さん。旭川や函館などからも、3時間以上の道のりをものともせず来てくださる方々が大勢いらっしゃったのです。
「どうしよう」と悩みましたが、悩んでも仕方ありません。その時、「ピンチピンチ、チャンスチャンス、ランランラン」という替え歌のフレーズが聞こえてきました。
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12年前、宮城県仙台市で4人の読者さんと会って、交流を深めたのが最初の読者会です。それから沖縄、金沢、大阪と、全国の読者さんに会いに行きました。
読者会では参加者同士が知り合いになっていくことが私の喜びにもなりました。水谷の講演会とセットにしたのは3年前からです。最初の形に戻っただけのことだと思い直し、水谷なしでも楽しくやろうと決意しました。
22年間のみやざき中央新聞の歴史をお話しました。皆さん、うなずきながら熱心に聴いてくれ、誰も水谷が来れなくなったことを責めることなく、温かく受け止めてくれました。
宮崎市内で飛び込み営業をしていた22年前、「こんなくそまじめな新聞を読む人はいないよ」と言われたことがあります。確かに当時、この新聞を面白いと言ってくれる人は一握りでしたが、日本全国に目を向けるとたくさんいらっしゃったんですね。
帰りの飛行機の中で地図を見ながら「北海道は九州より広いんだ。宮崎での読者会に長崎から来るようなもんだね」と2人で反省。「次は編集長の話を楽しみにしてます」と言われましたので、北海道は来年リベンジします!
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- 「日本」という枠にこだわらず
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- ステキな人生を作りましょう
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- いつまでも私たちの胸の中に
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2531号