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くるみの談話室 2576号(2014/11/03)
奇妙な「あんでるせん物語」

本紙代表 松田くるみ
 先月、友人ら6人で長崎県川棚町にある四次元喫茶『あんでるせん』に出かけました。

 ひょんなことから、兵庫県の友人に誘われて、面白そうだったので夫や宮崎の友人を誘い、長崎空港で合流して川棚町まで6人の珍道中となりました。

 「あんでるせん」はどこにでもある喫茶店です。何かお食事を注文すれば、マスターのマジックというか、超能力というか、そんなショーが見られるので、いつも予約をしないと入れないそうだ。

 「誰か指輪を貸してください」と言われて、目の前に座っていた私はすぐ渡しました。小さな箱に入れられた指輪はしばらくカラカラと音を立てていましたが、やがて音が消え、箱は空っぽに…。気が付くと、マスターのネックレスに引っかかっていました。それから1万円札が宙に浮いたり、500円玉や100円玉をかじって食べたりと、どこまでがマジックで、どこからが超能力なのか、30センチくらいの近距離で必死に見ていました。

◎          ◎


 お客さんの奥さんや恋人の名前を当てたことにも驚きました。たまたま私と一緒に参加した兵庫のKさんが選ばれ、紙に奥さんの名前を書くと、それをマスターは透視で「皇后様と同じ名前ですね」と言いながら、紙に「美智子」と書きました。奥さんの名前はKさん本人しか知らないのですから、Kさんは驚いていました。

 次に選ばれたのは若い女性でした。彼女が紙に恋人の名前を書くと、マスターはしばらくうなっていました。「分からないのかな」と思っていたら、「外国人ですね。どう発音するのか分かりませんが」と言いながら、紙に書いたアルファベットのつづりを女性に見せました。

 彼女はびっくり。恋人はブラジル人でした。つづりはしっかり合っていました。

 最後のショーがすごかったです。一人の男性に動物の絵を描いてもらいました。普通だったら犬とか猫の絵を描くと思うのですが、彼は人面魚の絵を描いたんです。それをみんなに見せました。

 次に、マスターがカウンターのビンの中にあった紙を取り出しました。「この絵は私が今朝、描いた絵です」と言って広げて見せたのが、お客さんが描いた絵と全く同じ人面魚の絵でした。

◎          ◎


 とにかく楽しい時間でした。マスターは「練習だよ、練習!」と言っていました。小学生の頃から透視とかそんな練習を毎日やっていたそうです。

 別れ際、握手を求めると、私の腕にマスターが手をかざした瞬間、電流が流れたように、ざわざわ鳥肌が立ちました。どう説明をしたら良いのか分かりませんが、ご興味のある方は是非一度お出かけください。   
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