くるみの談話室 2582号(2014/12/15)
同じマインドで繋がっている
本紙代表 松田くるみ
今週号が、今年最後のみやざき中央新聞となります。この1年間の皆さまのご愛読に心から感謝いたします。さて、今年の「私の十大ニュース」の上位に来るのは、『なぜ、宮崎の小さな新聞が世界中で読まれているのか』(ごま書房新社)という本を出版したことです。
今日の、みやざき中央新聞があるのは読者の皆さまお一人おひとりとの小さな奇跡の出会いの積み重ねであり、何よりも私たちにいいご縁を運んでくださったのは皆さまです。そのことを本でお伝えできて本当によかったと思っています。
そして、「みやざき中央新聞と出会えてよかった」というお手紙をたくさんいただきます。「同じように思ってくださっているんだなぁ」と思うと、「心の親戚」になったような気持ちになります。
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今、講演記事を掲載させていただいた講師の先生方には、掲載紙と一緒にこの拙著をお送りしています。どのような経緯でこの新聞が生まれたのかを知ってもらいたいと考えたからです。
また、講師の先生方から最近お便りやメールや電話をいただくようになりました。掲載紙を送付したお礼と同時に、本を読んだ感想まで書かれてあります。
神戸大学名誉教授の広木克行先生からは、「大変特色のある貴紙の誕生の経緯とそのマインドを知り、深く納得して共感することができました。単なる地方紙を越えてマインドを共有する人たちが繋がる絆としての役割をもった新聞なのですね。いやそれ以上の存在なのかもしれません」というおハガキをいただきました。このように言葉にしてもらうと私たちの役割が更にはっきりし、とても励まされます。
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先日、埼玉県の水野恵一郎さんから「最近気が付いたことがあります」と電話をいただきました。
「みやざき中央新聞は読者だけでなく、掲載している先生方も励ます使命がある新聞ではないか。まとまった形でご自分の考えを紹介できるから」と激励してくださいました。
京丸園㈱の鈴木厚志社長は、講演記事を連載した後、「私も仲間に入れてください」と購読の申し込みをいただきました。
また、2014年は、㈱ヴァンヴィーノの杉田明子さん、九州大学の佐藤剛史さんなど、以前から熱い読者さんだった人たちの講演記事も登場しましたし、今連載中の後藤ひとみさんもそうです。それから、講演会の主催者の中にも読者さんがたくさんいます。
いい情報を発信する人、それを受け止めてくれる人たちのネットワークが同じマインド(気持ち)で繋がっていることをより一層強く感じた1年でした。
今年1年本当にありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。
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2582号