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くるみの談話室 2505号(2013/05/06)
記憶するときはプラスの感情と一緒に

本紙代表 松田くるみ
 「銀座まるかん」の創業者・斎藤一人さんのCDに「100回聴きシリーズ」というのがあって、編集長水谷も以前それにハマっていました。一つのCDを100回聴くと、その内容が細胞まで染み込んで身に付くそうです。普通講演CDは一回聴いて、「面白かった」で終わってしまうのですが、100回ぐらい聴かないと自分のものにならないとか。

◎          ◎


 私も最近、「器を大きくするには…」という1時間のCDを聴きました。本紙編集部もいつの間にかスタッフが増え、もう少し自分の器を大きくしなければと思っていたので聴き始めたのです。実践して問題解決に結び付けたい話がたくさんあったので、100回聴こうと思って挑戦しています。まだ30回くらいですが、聴く度に新しい言葉に出会うので、繰り返し聴くって面白いなぁと思っています。

 私には、人の問題まで自分のことのように解決したくなる癖があり、その結果、思い通りにならず不機嫌になったりしていました。

 「相手の問題は相手が解決することで、あなたが解決することではないのです」、何回か繰り返し聴いたとき、心に入ってきた言葉でした。

 衝撃的だったので、忘れないように映像で記憶しようと思いました。まず、テストの答案用紙を思い浮かべ、名前を書くところに「相手」と入れました。「この問題は相手の問題」というイメージです。それ以来、どうでもよいことは気に留めなくなり、イライラすることも少なくなりました。

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 以前、小欄でご紹介したアクティブ・ブレインセミナーの記憶法は、左脳ではなく右脳に記憶する方法です。すなわち映像で記憶します。

 先月、基礎コースを受講した後、上級コースを受講しました。上級コースでは数字や年号の覚え方、原稿を見ずに話す記憶法を教えてもらいました。

 歴史の年号の覚え方はかなり面白くて、家に帰ってからもくすくす笑いながら覚えています。受験生でもないので直接役に立つわけではありませんが、講師の小田全宏(おだ・ぜんこう)先生、曰く、「これは単に記憶力を向上させることを目指しているのではなく、大切なのは『私はできる』という自信が生まれて夢を実現していく人生を送れるようになることです」

 脳の中の記憶を司る「海馬」は感情を司る扁桃体の隣にあるそうです。なので何かを記憶したいときは「嬉しい」「楽しい」「面白い」という感情と一緒に記憶すると深く記憶されるそうです。
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