くるみの談話室 2621号(2015/10/19)
25周年ありがとう講演会
本紙代表 松田くるみ
早いもので、みやざき中央新聞は来年25周年を迎えます。竹に節が付くことで強くなるように、仕事にも節目を付け、その度に飛躍していきたいと思ってきました。15年目から5年ごとに開催している「ありがとう講演会」は、来年の4月23日、25周年イベントとして「人とホスピタリティ研究所」所長の高野登さんと、㈱ことほぎ代表の白駒妃登美さんをお招きして開催します。
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高野さんは、プリンスホテルスクール(現日本ホテルスクール)卒業後渡米され、有名ホテルの勤務を経て、ザ・リッツカールトン・サンフランシスコの開業に携わりました。そして日本支社の創業と同時に支社長に就任されました。
「リッツカールトン」といえば、伝説のサービスが数々あります。その一つを紹介します。
お客様から「このビーチで今夜恋人にプロポーズをしたいから、ビーチチェアを一つ残しておいてくれないか」と依頼されました。
スタッフは椅子のほかにビーチテーブルも残し、真っ白なテーブルクロスを掛け、お花で飾りました。そしてタキシードに着替え、手に白いクロスを掛け、シャンパンを準備して2人を待ちました。
お客様の想像を超える演出力とサービス力に驚かされます。きっとプロポーズはうまくいったことでしょう。
この実話は、まだサービスに感動を伴わせるという考え方が浸透していない頃の話です。
高野さんは、サービスの真髄を体得してから日本人の感性の素晴らしさを意識するようになりました。
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「博多の歴女」こと、白駒さんのお話を聴くと、歴史上の人物がイキイキと動き出すような感覚になります。
私は白駒さんに出会い、初めて日本史の面白さを知りました。学生時代、歴史は出来事と年号を覚えるものだとばかり思っていましたが、彼女が語る素晴らしい先人たちのおかげで今日の日本があることを教えてもらいました。
25周年の講演会でもきっと楽しいお話が聴けることと思います。
講演会の会場は宮崎市佐土原総合文化センターですが、夜は宮崎観光ホテルに移動して懇親会を行います。
伝説のサービスを目指してスタッフ一同準備をしております。また県外から参加される人たちのために、オプションで翌日24日に、町全体がユネスコパークに登録された綾町の観光を計画しています。
今週からみやざき中央新聞のホームページで申し込みが始まりました。来週号には記事下広告でご案内いたします。また11月2日号には募集チラシが折り込みされますので、詳細な内容をご覧いただけます。たくさんのお申し込みをお待ちしています。
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2621号