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くるみの談話室 2653号(2016/06/27)
本屋さんの心意気

本紙代表 松田くるみ
 編集長の新刊本『日本一心を揺るがす新聞の社説3』の出版記念講演会が、去る12日、東京駅前の八重洲ブックセンターで開催されました。同じ出版社からもうすぐ本を出す予定の辻中公さんと能登清文さんも滋賀県から応援に来てくださり、満席となった会場は大盛況でした。

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 このこともあって、今月から編集長の新刊本を取り寄せてくださった宮崎県内の本屋さんにお礼かたがたあいさつに回っています。その時はスタッフが作ったPOPを持参しています。POPがあるとやはり目立ちますね。

 本屋さんを回る中で気が付いたことがあります。人気作家の本や話題になっている本は、どこでも同じような感じで平積みになっているのですが、どの本屋さんにもその店独自の「お薦めの本」があるということです。それを見ると、店長の心意気が感じられます。

 ある本屋さんで、山積みになっていた文庫本に目が留まりました。直木賞作家・乃南アサ著『しゃぼん玉』でした。POPには「宮崎県椎葉村を舞台に映画化!2017年公開予定」「2度泣きます」と書かれてあり、思わず購入しました。

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 崩壊した家庭で育った23歳の翔人(しょうと)は、自暴自棄の生活を送り、お金に困ると女性や老人のバッグを引ったくり、その盗んだお金で生活していました。

 ある日、バッグの紐を切るつもりが、うっかり女性の腹部を刺してしまい、逃走します。辿り着いたところは宮崎で最も山深い、平家(へいけ)の落人(おちうど)伝説が残る椎葉村。

 偶然、山中でバイクが倒れてケガをした老婆と遭遇し、家まで送ります。老婆の家で金目のものを盗んでとんずらしようとした矢先、村人がやってきて彼を老婆の孫だと勘違いして歓迎します。

 やがて宮崎でも有名な「平家まつり」という大きな村祭りの手伝いに駆り出されます。村では若者は貴重な働き手。このまま別人として暮らすのか、それとも・・・。

 宮崎の人には特に読んでほしい本です。

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 別の本屋さんでは、野村たかあき作『かえるのどびん』という絵本を薦められました。負けガエルの「どびん」が旅に出る話です。「思わずじーんときますよ」と言われた通り、読み終えたとき、確かにじーんとしてきました。版画の絵も七五調の文章も心地よく、さすが本屋さんお薦めの一冊だと思いました。

 編集長の本も、”宮崎作家応援『話題書』”というPOPで大きくPRしてくださっていた本屋さんもあり感激しました。

 ネットでも本は買えますが、ぜひ本屋さんに足を運んで、店長こだわりのお薦め本を見つけてみませんか。
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