くるみの談話室 2681号(2017/02/06)
もう少しで全国ひと回り
本紙代表 松田くるみ
先月は21日に千葉県、22日には埼玉県でみやざき中央新聞の読者会を開催しました。2日間でおよそ100名の読者の皆さんが集まってくださいました。中でも千葉読者会に来られた「㈱すまいる情報」の社長・竹内健二さんのお話が心に残っています。
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東日本大震災の後、土地の液状化現象が進んで、不動産取引を行うことが全くできなくなりました。浦安市で不動産業を営む竹内さんは、この先、ずっと仕事ができなくなるのかと思ったら、「もう廃業するしかないのか」と追いつめられたそうです。そんな時、船井総研のメルマガでみやざき中央新聞のことを知りました。
「普通、有名な人が紙面を飾るのに、みやざき中央新聞にはテレビに出てくるような人は載っていません。無名の人たちが頑張っている話を読みました。そうしたら自分にもまだまだできることがあると思えました」と竹内さん。
その後、自分の管理する建物だけでなく、被災した建物の土砂を掻き出すボランティアを始めました。人手が足りないのでアルバイトを雇いました。
そうこうしているうちに、また仕事が回ってくるようになったそうです。
「見返りを期待したわけでもないんですが、気が付いたら仕事がちょっとずつ入ってきました」と竹内さん。
読者会では、竹内さんが体験されたような話をお聞きすることがよくあります。そんな時、「この新聞を発行し続けてよかった」としみじみ思います。皆様の背中をほんの少し後押しすることが私たちのお役目かなと思います。
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20周年を過ぎた頃から始めた「みやちゅう読者会」は、編集長の講演会と懇親会をセットにしています。
懇親会では、初めて会うのに、「みやちゅう」という共通項があるので、すぐに親しくなります。まるで以前からの友だちみたいに。その交流は、その後も連絡を取り合って続けている人たちもたくさんいます。
最近面白い現象が起き始めました。各地の読者会に参加した方々が「読者同士の繋がりを持ちたい」と、「みやちゅうを読む会」を発足しているのです。すでに8か所で開催され、もうすぐ福岡と岡山でも始まります。
紙面でも「読む会」をご案内します。感動を共感できる集まりです。どうぞお近くの「読む会」にもお出かけください。たまに私や編集長も参加します。
飛び込み営業から始まったみやざき中央新聞の原点は「一件一件丁寧に」でした。読者会も「一県一県丁寧に」回ってきました。残るは青森、秋田、山梨、栃木、長野、新潟、鳥取、香川と8県になりました。今年ですべての都道府県を回る目標が達成できそうです。
- 逆に励まされる電話掛け
- 「掃除をする」から「掃除に学ぶ」へ
- 入院中も楽しく友だちづくり
- 3か月前を思い起こす
- 何気ない一言で……
- その後、母はどうなったか……
- 30周年ありがとう講演会&祝賀会、宮崎会場
- おかげさまで30年
- 全国の中学校・高校に日本講演新聞を届けたい
- 終わりを思い描くことから始める
- 健康寿命、人生120年も夢じゃない
- 耳で聴く日本講演新聞、無料配信中
- 免疫力を上げるのは自助努力
- 英語を通して日本語を学ぶ
- 「馬の糞三つってありますか?」
- 取材する側から開催する側にも
- オンライン講演会の時代
- 書の持つエネルギー
- 子どもたちの健康を守りたい一心で
- 日本講演新聞のあるある
- 次の時代にも、そして次の世代にも…
- 購読料の値上げにご理解をお願いします
- 「日本」という枠にこだわらず
- 手つかずだから自然なのですね
- ステキな人生を作りましょう
- 流れに乗って繋がっていく
- いつまでも私たちの胸の中に
- 未来に希望を振り撒く新聞に…
- 幸せな人持ち人生
- 遥か大昔のご先祖の話
2681号