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くるみの談話室 2697号(2017/06/05)
みやちゅうヒストリーを永遠に

本紙代表 松田くるみ
 5年ほど前から全国各地を回って「みやちゅう読者会」を行っています。

 最近は参加者の中からお一人選んで、その方がみやちゅうと出合うまでの歴史、「みやちゅうヒストリー」を語っています。読者さんの中には、編集長の講演会やみやちゅうの書籍やHPから読者になられた方も多いのですが、数年前までは人から人への口コミで繋がってきた方がほとんどでした。

 紹介してくださった方には紹介者がいて、その紹介者にも紹介者がいて、そのまた紹介者にも…という具合にどんどん遡っていくことができます。

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 先月行われた「浜松・湖西(こさい)読者会」に参加された松下さんは、同じ浜松市の西山さんからみやちゅうを紹介されました。西山さんは福井県の渋谷さんから。渋谷さんは岐阜県の安東さんから。安東さんは同じ岐阜の三宅さんから。三宅さんは愛知県の石川さんから。石川さんは大分県の坪根さんから。坪根さんは同じ大分の上田さんから。上田さんは熊本県の宮木さんから。宮木さんは宮崎県日向市の鈴木さんから。鈴木さんは宮崎市の甲斐さんから、といった繋がりです。ちなみに甲斐さんは私の友人です。

 これらの方々が全員今も愛読してくださっているのは奇跡に近いと思っています。編集長がよく講演の中で、「先祖のいのちとの繋がり」の話をします。私の先祖が1人でも欠けていたら、今の私はいません。「みやちゅうヒストリー」もそんな感じだと思うのです。

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 本紙を4人で作っていた15年くらい前、ある経営者からこの新聞の将来を訊かれたことがあり、その時は「私たちが年をとってやれなくなれば、この新聞はなくなるかもしれません」と答えたのを記憶しています。

 するとその方はおっしゃいました。「企業は継続させないといけないんだよ。どんな形になっても継続させていく責任があるんだよ」と。

 企業の社会的な責任の一つが「事業継承」だとその時、教えてもらいました。

 私たちがこの新聞を引き継いだのは、30代の初めでした。それまでの「不正は叩く」という怖がられた新聞から、全く質の異なる紙面に一新させました。みやざき中央新聞が新たな使命をいただいたようでした。

 「一世代30年」といわれます。未来のみやざき中央新聞も次の世代がまた新しい紙面作りを担っていくことでしょう。

 今年は2年ぶりに新卒の求人募集をしています。先月は宮崎大学と鹿児島大学に求人説明会に行ってきました。6月1日からハローワークでも募集内容が公開されました。

 小さな会社なので新卒の求人募集はドキドキします。でも同時に新しい風が入ってくることにワクワクします。
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