くるみの談話室 2709号(2017/09/04)
「読者会」と「読む会」
本紙代表 松田くるみ
みやざき中央新聞の読者さんが集まる会には「読者会」と「読む会」があります。「読者会」はみやちゅうが主催です。地域を決めて、その地域の読者さんに呼び掛け、編集長の講演会と参加者同士の交流会を行っています。
「読む会」は、それぞれの地域の読者さんが主催です。読者の皆さんが最近のみやざき中央新聞を持って集まり、記事についての感想や意見を述べ合って交流しています。これが今全国14か所に広がっています。
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「読む会」のはじまりは岐阜市在住の安田光宏さんが主催している「岐阜読む会」です。安田さんから「岐阜で読者の集いをやってもいいですか?」と電話があったのは3年前。それから毎月第3土曜日の朝7時、JR岐阜駅内のカフェの開店時間に合わせて開催しています。
「ネット上で呼びかけ、誰も来なければ読書の時間にすればいい」と思って始めたそうです。それがいつの間にか参加者も増え、時々みんなで「大人の遠足」をやるほど仲良しになっています。
「神戸読む会」と「京都読む会」は合同で、今年お正月号に掲載された清水寺の森清範貫主(かんす)に会いに行き、一般の拝観者が普段入れない部屋に通してもらい、国宝などを見せてもらったそうです。この秋には兵庫県篠山(ささやま)市で1泊合宿を予定しています。
先月開催した「郡上お泊り読者会」は、元々は「郡上読む会」に私と編集長が参加表明したことがきっかけでした。主催者の上杉眞己(うえすぎ・ますみ)さんが「お二人が来られるのなら、盆踊りの時期にして、全国の読者に呼びかけ、読者会にしましょう」と企画されたのです。
「郡上おどり」の時期、会場近くのホテルは1年前から埋まっているそうです。そこで「郡上読む会」のメンバーの一人、古橋容子さんの幼馴染の方が経営されているホテルに掛け合い、5か月前でしたが、まとまった部屋を仮予約することができました。(郡上おどりの会場から車で30分のホテルです)
結果、「郡上おどり」からの参加者は岐阜県内外から約30人。翌日の講演会と合わせると、平日にもかかわらず、岐阜市内から車で2時間半もかかる会場に約50人が集まり、楽しい読者会になりました。
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そうそう、編集長が2014年6月9日号の社説に書いた「御母衣(みぼろ)ダム」と「荘川桜」が、ホテルの近くにあることが到着してから分かりました。
そこで急きょ、講演の中で編集長がその社説を朗読していました。ホームページの「トピックス」にアップしたので、ご興味のある方はどうぞ。
ちなみに「みやちゅう読者会」は今月9日に青森、10日に秋田で開催します。秋田とそのお近くの皆さま、まだ間に合います。首を長くしてお待ちしています。
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2709号