くるみの談話室 2447号(2012/02/13)
電子版も紙も…
本紙代表 松田くるみ
インターネットの時代ですから、紙の新聞と並行して電子版の必要性を感じていたのですが、最近ようやく軌道に乗り始めてきました。電子版ともなれば、郵送料や印刷代は不要ですが、人手やシステムにコストが掛かります。GOサインを出すのに時間が掛かってしまいました。
「Webみやざき中央新聞」の必要性を感じたのは、東京都在住の井上寛子さんがアフリカのコンゴに転勤になったからです。昨年夏、お会いしたときに、「夫の仕事の都合でコンゴに行くけれど、新聞は送ってもらえるのかしら?」と相談を受けました。コンゴは郵便事情がよくないということを聞きました。
それで、「電子版を作ります」とお伝えしたら、「電子版みやざき中央新聞の読者第一号になるね」と約束してくれました。
実際コンゴからアクセスしてみたところ、最初は不具合があって、何度かやり取りしなければなりませんでしたが、今はちゃんと届いているそうです。
◎ ◎
実は、何年も前からアメリカやヨーロッパの読者にみやざき中央新聞を送っています。海外在住の
方が共通して言われることの一つが、「良質な日本語に触れていたい」ということでした。そして、定期的に届く日本語の活字にほっとされるとのことです。
長い間、海外の読者には国際便で送っていましたが、「南米のパラグアイに送ってください」と依頼が来たときは、国内の郵便事情が悪くて、結局送ることができませんでした。
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私は、紙ベースで読む新聞が好きです。慣れているからという理由もありますが、やっぱり手に取って読む紙の新聞のほうが、はるばる会いに来てくれた友だちのように思えるのです。海を越えて届く手紙もそうだと思いますが、人の手から手を経て届けられる郵便物には何とも言えない情緒があるように思えます。
たまに「雨に濡れてしまったので再送してもらえますか?」とか「いつも来る曜日に来てないんだけど、どうなっているの?」など、本紙を楽しみにしてくださっている読者さんからの要望やお問い合わせも嬉しいものです。
井上さんに「コンゴにいつか行きたいです!」とお伝えしたら、「季節は夏がいいよ」とのこと。
あちらで読者会をしようというのが新たな夢になりました。今年は無理でも来年の夏休みに計画したいと思います。そのときはツアーを組んで行けたらいいなぁと思っています。希望者の方、一緒に行きましょう。それまで井上さんの転勤がありませんように。
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2447号