くるみの談話室 2422号(2011/07/25)
笑顔トレーニング
本紙代表 松田くるみ
 先日、お客さんと仕事の話をしていて、最後に「いや~、不機嫌な顔をされていたのでドキドキしていました」と言われました。正直びっくりしました。自分が不機嫌な顔で人の話を聴いていたなんて、考えたこともなかったからです。 でも、過去にも同じようなことを言われたことがあります。原稿を書いているときや経理に没頭しているときなど、考え事をしているとき、しかめっ面をしていると言われることがあります。それ以降、降、机の上に小さな鏡を置いて、時々自分の顔をチェックをするようにしました。 しかし、先日は小難しい話の内容を理解しようと一生懸命だったので、自分がどんな表情をしているのか思いも寄りませんでした。
数日後、事務所に来られたある女性に「いつもキラキラしてますね」と言ったら、「自分が知らないときに写真を撮られたことがあって、そのときの自分の表情に驚いたんですよ。これが自分なのかって、それで気をつけるようになったんです」と話していました。
意識していないときに本当の自分が出るって考えると、不機嫌な顔をしている私は反省することしきりです。
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たまたま今、竹内一郎著『人は見た目が9割』という本を読んでいます。人を判断するときの決め手となるのは、その人が話している言葉の内容が7%で、顔の表情が55%、声の質などが38%だと書かれていました。人と話をしているとき、顔の表情だけは自分では分かりません。特に加齢と共に口角が下がってくるので、不機嫌でなくてもそう見られます。気を付けないといけないなぁと思いました。
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そんな中、ピカイチの笑顔だなぁと思う友人がいます。トータルマナー研究所の山本彗莉さん(兵庫県姫路市)です。彼女から送られて来た通信の中に「笑顔の訓練法」がありました。そのとき彼女が笑顔のトレーニングをしていることを知りました。その一つが鏡をみて「ウ・イ・ス・キー」と一分間、毎日繰り返すことです。
もう一人、古希を過ぎても口角が上がっている宮崎市のHさんに、「いつも口角がきゅっと上がっていますが、何かされているのですか?」と聞いたら、お風呂の中で20分間、毎日顔のトレーニングをしているというのです。いい笑顔の背景にはちゃんと理由があるんですね。
私も無意識のときでも不機嫌な表情を見せないように、彼女らを見習って笑顔でいようと心掛けているのですが、たまに夫から、「何、ニヤニヤしているの?」と言われてしまいます。
自然な笑顔になれるまで鏡を見ながらトレーニングしていきます。
(本紙代表・松田くるみ)
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